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している業者があります!

危険!こんないい加減な施工をしている業者があります!

資料提供:事務所協会会員

我が支部会員が、発見しました。とても恐ろしい写真です。
”正月2日から仕事をしているので、おかしいな。”と、
思って近づいてみたところ、絶句してしまいました。
早速、担当役所には連絡を取り、改善するよう依頼してあります。
発見者は、当支部の優秀な会員であり、この工事とは一切関係ありません。
こんな事にならないよう、


必ず、工事監理を事務所協会西三河西支部会員に任せてください。

敷地全体の写真を掲載すると、支障が出ますので、近景のみ掲載します。確認済表示板が何処にもありませんので、確認申請がしてあるかどうか疑問です。建物規模は、鉄骨造2階建(3階建)で、建物の両側は、敷地境界線ギリギリです。基礎は、偏心しています。基礎柱は60cm角、基礎梁は20cm×40cm、鉄骨柱は20~25cmと推測されます。
赤丸の中を注目してください。

柱の縦の鉄筋の長さが、他の鉄筋より短い。何故か、溶接するための電極を取り付けてあります。鉄骨柱と基礎を結ぶアンカーボルトが切断されて、それを固定するために、溶接しています。
基礎梁上部の鉄筋が、基礎柱の中まで入っていません。この状態では、地震がなくても、建物は次第に傾いてしまうおそれがあります。鉄板は、アンカーボルトの位置を設定するために使用し、最後には外してしまうので、強度には無関係です。
大きな丸の部分は、細い鉄筋が柱の中に入っているが、この程度では何の意味もありません。小さな丸は、アンカーボルトの切れ端が溶接してありますが、この溶接も強度には関係ありません。 基礎の中に入れようとしても深さがないので、下の部分を現場で切断して、それを使用しているようです。アンカーボルトは、十分な長さがないと地震等があった場合、抜けてしまいます。
左右の大きな丸の部分は、通常繋がっています。アンカーボルトに当たってしまうので、切ってあるようです。小さな丸は、アンカーボルトの切れ端が溶接してあります。この溶接も強度には関係ありません。
むやみやたらに溶接しているようです。これから推測して、アンカーボルトは、10cmぐらいしか現在のコンクリートの中に入れていないでしょう。
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